小郡市議会議員 公式サイト 黒岩しげひこ

12月議会で「新体育館建設の影響」「防犯対策」の代表質問をしました

1.「新体育館の建設に伴う市民の影響」について

市体育館や三井消防署庁舎、学校給食センターなどの老朽化した公共施設の建て替えが来年度より本格的にスタートしますが、その中でも現地建て替えでかつ既存施設を利用しながら工事が実施される市体育館は、市民の施設利用の制限が予想され、また工事車両が頻繁に出入りするなか市民が安全に施設の利用が出来るのか大変懸念されます。

 また更に隣地の三井消防署も同時期に庁舎の建て替えを行っており、一時的な駐車場としての代替地にもならず、新たな対応が求められています。

このような状況を踏まえ、これからの新体育館の建設工事を実施するにあたり、どのように取り組んでいくのか市としての見解について質問しました。

質問:スポーツ施設(アリーナ、武道場、弓道場)の利用は従来どおり出来るのか

回答: 工事期間中も、市民の皆様が可能な限り既存の体育館を利用して頂き、通常利用の制限などについては、代替施設の検討や利用方法の変更など、利用者団体と協議を進めています。

    

質問:駐車場不足が大きな課題ですが、新たな駐車場の設置について考えはあるのか?

回答: 駐車場については、工事期間中もこれまで同様に近隣駐車場管理者へ協力を仰いでいきます。併せて、大分自動車道高速道路高架下を駐車場として活用していくことについてNEXCO西日本と協議を進めています。

質問:解体による粉塵で石綿アスベストは心配ないのか?

回答: 工事については、外壁塗装などの部分について分析調査を実施しながら解体を行い、周辺住民の安全対策をしっかりと取り組んでいきたいと考えている。

質問:ハローワークはこれまでどおり施設内で業務を継続してやれるのか?

回答: 令和8年度までは現在のところで業務継続していきますが、令和9年度に現体育館の解体と併せて撤去する予定で、現在、事務所の移転先を福岡労働局やハローワーク久留米などの関係部署と協議をしています。

2.「防犯対策」について

市では防犯対策として、生活道路での犯罪抑止や夜間通行の安全を確保するために街路灯や防犯灯及び防犯カメラの整備を推進しているが、防犯灯の設置については、市が設置しているものもあるが、主に行政区が主体で防犯灯の設置及び管理を推進しており、その費用の一部を補助している状況にあります。行政としては市全体の防犯灯の設置状況や防犯上危険な場所の把握に努め、主体性を持って防犯対策に取り組むべきと考えますが、市の見解について質問しました。

質問:防犯灯の整備について

回答: 防犯灯の設置については、自治会ごとに危険箇所などの判断により設置をされており、その経費の一部を市より補助しています。また、市が設置・管理している広域防犯灯については、地域と協議の上、今後も整備に取り組んでいきます。

質問:防犯カメラの設置について市としての見解は?

回答: 防犯カメラは多くあったほうがいいので、市としてはまず、駅を中心に防犯カメラを設置していく考え方を持っています。また、通学路の見守り防犯カメラについては、防災安全課で設置されている防犯カメラやツイタもんのカメラなどの活用を図り、必要に応じて警察等とも協議をしていきたいと考えている。

質問:デジタル安全・安心防犯マップの作成はしないのか?

回答: 自治体DXを進める中で、公開型のGISは検討していきます。

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