3月議会で「高齢者支援」について質問をしました
「高齢者支援」について
2025年は団塊の世代の全てが75歳以上となり、およそ5人に1人が後期高齢者となる「超高齢化社会」へ突入します。人口減少の中、高齢化社会を支える上で、高齢者が住み慣れた地域で生きがいを持って健康で楽しい自立した生活を営むために、行政や地域住民がこの問題に真剣に向き合い、取り組みを進めていく必要があると考えられます。
そのような中、一人暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯の方々が急増しているため高齢者の孤立化や閉じこもりなどの問題が発生しており、買い物支援や外出支援などの新たな対応が求められています。 このような状況を踏まえ、民生委員児童委員としては見守り支援や相談支援等の様々な対応を行っていますが業務過多で限界状態となっており、行政区やまちづくり推進協議会等の地域の支援や地域包括支援センターとの連携が必要であり、市としてこれからどのように取り組んでいくのか見解について質問しました。

質問:買物支援のやり方や手法並びに行政からの支援はどのように出来るのか?
回答: 地域ごとの課題に対応した支援の形を作ることが理想であり、市としては情報提供や協議を行いながら、それぞれの地域での取り組みを支援していきたいと考えています。
現在ある民間の宅配サービスや地域で行われている買物支援の取組などを実際に利用されてある方は、使い勝手のよいものを選択してもらい、それでもなお、足りない部分については、地域や民間事業者などと協議して支援につなげていければと考えています。
質問:近隣のスーパーからの送迎バスによる買物支援を他の校区に広げられないのか?
回答: このような民間サービスなどの社会資源を大切にし、こういった事例を紹介しながら、実現に向けて進めていきたい。

質問:買物支援を実施していくまでのステップは、どういう手順で行うのか?
回答: 地域で実施したい事業を地域主導でプランを組み立てていく中で、市と地域の協働により役割分担して対応していきたい。
具体的には、その地域での現状や解決したい課題を聴いて、実施したい支援やプランなどを作成します。その次に、事業実施に向けて、ボランティアや民間の事業などの協力者の確保を行い、併せて費用負担や役割分担などについて市と地域、またはその協力者との間で協議を行います。準備が整ったら試行して、課題の整理を行い、良ければ本格実施となる手順で進めています。
質問:サロンやカフェなどの高齢者の居場所づくりについてどう考えているのか?
回答: カフェやサロンについては、高齢者の社会参加や閉じこもりの防止、生きがいづくり、独居高齢者の安否確認など多くの効果が見込めるため、充実をしていきたいと考えています。

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