小郡市議会議員 公式サイト 黒岩しげひこ

3月議会で「新庁舎建設」に向けての市としての考え方について質問しました。

現市庁舎は、昭和37年に竣工して61年が経過した本館旧棟をはじめ、多くの建物が耐用年数を既に経過しており、また度重なる増改築により、施設や機能が分散していることも市民サービスの観点から大きな課題となっています。

この庁舎自体、災害時における防災拠点施設として、市民生活に関わる多くの役割と機能を持つ施設でもあります。 このように老朽化した市庁舎は、多くの課題や問題点を抱えており、早急に建て替えに 向けた取り組みを進めていくべきと思いますが、この庁舎の現状に対し、どのような対応をしていくべきなのか質問しました。

質問:今後、市としてどのように具体的に取り組んでいくのか?

回答:市の庁舎建設は喫緊の課題であり、3月補正において庁舎建設基金の積立てを再開し、4月の機構改革で新公共施設マネジメント推進課を新設し、来年度には庁内で庁舎建設検討委員会を設置し、課題を含めた基本的構想を検討していきます。

    

質問:市民サービスの一元化という視点で庁舎建設を進めていくべきでは?

回答:別館、出先機関も含めたところで一か所にあった方が利便性が高いので、様々な意見を集約しながら検討を行っていきます。

質問:財政面から考えると庁舎の建て替えは可能なのですか?

回答:新庁舎の規模、位置、概算事業費を想定した中で、後年度負担のシミュレーションをしっかりと行ったうえで事業を進めていきたい。

      

質問:庁舎建設基金の積立てについて市としての考え方はありますか?

回答:仮に事業費を40億円と想定して、その25%の10億円を一定目標として積立てを行っていきます。    

 

質問:新庁舎の位置はどういった構想で進めていくのですか?

回答:市としての都市計画やまちづくりも含めて大きなグランドデザインとなるので、広く住民からの意見やアンケートをとり、内部でまずは検討していきます。

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