小郡市議会議員 公式サイト 黒岩しげひこ

9月議会で「財政運営」と「道路行政」について会派代表質問をしました。

1.令和5年度決算分析に基づくこれからの財政運営

決算分析によれば、令和5年度においては財政の健全性を確保していると捉えられるが、今後において歳入面では少子高齢化等の進展により市税の大幅な増加は見込めない中、歳出面では災害・治水対策、大型の公共施設建て替え、子育て支援施策の充実、高齢化や物価・人件費上昇等に伴う扶助費の増加など財政需要が増大していくと予想されます。

 このような状況を踏まえ、これからの財政運営をどのように取り組んでいくのか市としての見解について質問しました。

質問:大型公共事業を進めていくに当たり、財政運営をどのように取り組んでいくのか?

回答: ビルド・アンド・スクラップで既存事業の見直しも行い、年次的な計画の下、事業を実施していくことで、健全な財政運営を目指していきます。

質問:ふるさと納税がここ3年年々減少しているが、どのように分析しているのか?

回答: 広告戦略の強化により自治体間競争が激しくなっており、また返礼品の経費5割ルールの厳格化や寄付者のトレンドが高級品から日用品へ移ってきたため寄附額が減少しているので、今年度よりふるさと納税業務委託先を変更して戦略的な広告戦略や魅力的な返礼品の開発、福岡県共通返礼品の充実等、あらゆる対策を講じて寄附額の増加となるように努めていきたいと考えている。

質問:PFI方式による新学校給食センター施設建設費の市負担はどれ程になるのか?

回答: 建設費18億8千万円の内、市債11億5千万円と一般財源6億円を合わせて、17億5千万円が市の負担額となります。

2.交通渋滞等に対応した道路行政

最近、住宅や商業施設などの開発に伴い、国道・県道・市道それぞれに交通量が増加し交通渋滞が頻繁に発生している。住民生活をより良くするためには、渋滞の解消など交通アクセスの改善は大変重要であり、住民視点に立って積極的にその解決策を取り組んでいくべきと考えるので、市としての見解について質問しました。

質問:交通渋滞等に対応したこれからの道路行政について

回答: 都市計画道路整備プログラムの見直しを図り、交通アクセス向上のために地域の声に耳を傾け、計画的に市道の整備を行うとともに、市内の国道、県道に関しては、道路管理者である久留米県土整備事務所と連携を図りながら道路行政を進めていきます。

質問:県道と接続している市道の整備について市としての見解は?

回答: 市街地については縦と横の道路が交差する市街地格子型道路網体系を計画しており、現在は骨格の部分を整備しています。

質問:長期未着手の新設の都市計画道路は、道路網を評価した上で、事業整備の判断をすべきでは?

回答: 都市計画道路についても、これからのまちづくりと連動させて考えていきます。

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